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港区の大和木材です
大阪市港区にある木材店後継者の奮闘記。地域密着されている工務店支援を使命とし、営業活動を展開中。
人は必ず何かを背負いながら生きています。昨日、昔から当社の事を良く知っている大工さんと現場で打合せする機会があり、私の顔を見るなり、


「何代目になるの?」


と質問されたので、素直にお答えすると、


「大変やろう!今の時代は!!」


と聞かれ、


「そうですかね?大変な想いはしていませんよ。」


と話し返すと、大工さんは何も言わずに打合せを始められました。


私は昔の業界を知りません。社会人になった16年前と比較する事は可能ですが、違いを一言で言うならば、新たに建築する建物が法規に則り設計されて、申請が通過した設計図書に基づき施工しなければならない義務を、我々業者側が認識して活動しているかどうかだと思います。それを大工さんは「大変だ」という表現をされているのでしょうか?


私もメーカー時代に経験した事はありますが、お客様のご意向を伺わず、仕様や色目まで全て業者側で決定している現場に良く立ち会う機会がありました。


(高い費用を出しているのに、よっぽどお客様からの信頼がある方なんだなぁ…)


と思っていたのですが、今でも同じような仕様決定をされている工務店と打合せをしていると、自身の経験だけで判断されておられて、後でしっぺ返しを受けておられる方が多いようです。


パナソニックの松下幸之助 社主は「住まいは人間形成の道場」と位置付け、住まいの大切さを提唱しながらも、空間を創造し、施工する私達に住まいと関わっていく責任を説いておられました。昨日も営業活動の中で、色々な気付きをいただけたのですが、この基本を忘れてはなりませんね。


会社を継承した事は、重荷だと感じたり、後悔した事はありません。むしろ先代、先祖から天職を与えていただけた喜びの方が強いんです。これからもお客様からのご要望にしっかり向き合って、素直に活動していきます。
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プロフィール

大和宏充

Author:大和宏充
昭和48年、大阪生まれ。12歳磯路小学校卒業後、四国藤井学園中学部入学。香川県丸亀にて全寮制生活を体験後、13歳で四天王寺羽曳が丘中学へ転校。中・高 一貫教育・全寮制生活を再び体験し、卒業。玉川大学 工学部経営工学科卒業。大学在籍中は体育会水泳部ライフセービングクラブに所属、キャプテンを務める。卒業後、松下電工株式会社に入社し、5年間ルートセールスとして大阪で商売の基本を学ぶ。1999年に結婚、2001年大和木材㈱に入社、2005年に代表取締役に就任。「お客様と一緒に感動!!」をスローガンに、社会への貢献と時代変化への対策ばかり考えている。娘2児の父。周りに娘2人の家族が多くて怖い。趣味はガンダム、水泳、ウインドウショッピング(実際の買い物は苦手になりました・・・妻のお陰)、掃除、整理整頓です

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